第16話 「恥ずかしながら戻って参りました。」

火だるま親父

2017年08月18日 18:51

終戦を知らずグアムに28年間も潜んでいた残留日本兵の横井庄一さんが日本に帰還した時、
僕は小学1年かそこらで、ソノ流行語の意味など理解できる訳もなかった。


その後のMANZAIブームの時分には、B&Bの島田洋七が、洋八のカーリーヘア(ジャングル頭)
に向かい「小野田さ~ん!」と叫ぶギャグのバックボーンが理解できてはいたのだが。



ここ2ヶ月ほど、何かと気力が湧かず、釣行もブログ更新も “おそまつ君” で、ブログは前回更新から1ヶ月も放置・・・。


しかし、ようやく“気力”が出て来たので、「恥ずかしながら戻って参りました(ブログ再開)」。



モチのロン、今回、一か月ぶりに重い腰を上げた際の掛け声は、「オット・セイ」ではなく、「ヨッコイショ~~いち」。

(横井庄一氏が生前“BE-PAL”に連載してたエッセイを愛読していた僕。もうかれこれ30年も口にする同氏をリスペクトしたギャグ。)






ようやく“その気”になってムラムラ来たのが8月14日の出勤時。

お盆期間の勤務は、基本、仕事が楽w。電話もメールも来やしない。


「定時退社で、久々に竿を振るか~!!ミノーでダツ君とで遊ぼうかな~!?」と思いつつ、昼休みのTVニュースを見ると・・・、
海難事故の報道か多すぎ・・・。


頭を過るのは、「お盆は水辺に霊が集まるから、海や川で遊んじゃダメ。」
「霊から水の中に引っ張られるぞ。」の言い伝え。



これまた僕が小学1年かそこらの頃、“ゲゲゲの鬼太郎”で“猛霊やっさん”
と言う怖い妖怪の放送回があってね。


基本、昔の“ゲゲゲの鬼太郎”は怖いのだが、
それでも“猛霊やっさん”はいつもの放送より、
恐さがダンチ。


その妖怪は、海で亡くなった漁師さんとかの霊の集合体で、
「も~れ~やっさん」と呟きながら、人を海に引きずり込む(仲間(=亡霊)にする)・・・
だったと記憶。

(当時、「ぼ~れ~やっさん」に聞こえたので、長らく“亡霊やっさん”と誤って覚えてた。)


“ぬらりひょん” とか “子泣き爺” とかの、いかにも妖怪然とした妖怪と違って、
“猛霊やっさん”は、いわゆる怨念とか地縛霊の類でリアルっぽさが、また怖い。


「・・・・・・・、やっぱ、お盆が明けるまで海に行くのは止めよう・・・。」






お盆が明けた8月16日、ご先祖様達も川の向こうに戻って行っただろうと、
定時退社でダツと遊びに某有名大規模堤防へw。


ロッドを振るのは久々。


「よーし、ダツ君(オレ様が)ちょっと遊んでやるぞ!!」


90mmのミノーで表層を探る、探る、探る!


反応が無いので、早巻き、ジャークetc。


「・・・・・。」


少し場所を移動して、再び、キャスト。


「・・・・・。」


「お願いです。ダツ君、僕と遊んで下さい!!」


はい、1時間、散々キャストして、ダツ君に相手にされませんでした( TДT)


来週からダツ君に遊んで貰えるように頑張ります。。。


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