先日の昼休み、職場に昔の釣友が来てくれた。
15年くらい前、良くコラボ釣行してたT氏。
同氏、新井田川で産湯に浸かり、根上釣具店から200mの家で育ち、中学時代はチャリで酒田港に行きイナダ釣ってた男w。
「漁師」と揶揄されてた彼も、今はBIGプロジェクトで仕事が忙しく、休日も疲れて釣りには行けてない。
お互い、趣味がジョグと釣り(共通)なので体つきは若目だけど、髪と目はアラフィフの年相応。
「近眼なのに、老眼が入ってラインが結べないw。」などと談笑。
多忙なT氏の分も、暇な僕が釣行しなきやな~。
金曜朝、出勤前にロッドを振る。
僕の通勤ルート、寄り道7~8分で海が拝める。
場所の贅沢を言わなきゃ、毎日朝晩ロッドを振れるのだが、ナカナカその気になれない。
北サーフが熱いと情報が入っていたが、僕の通勤ルートから遠いし、混むのはイヤだからマイナーサーフに。
ベタ凪だから青物かな~。
静かで平和な海面、ジグに沖でバイト。
先日、磯でルアーを大量に流されたトラウマから、サゴシに拉致られても良いように、某釣具の館で買った90円激安ジグをキャストしてた。
ノラズ、バラシを5~6回。フックの刺さりが残念。
(激安ジグのフックに期待してダメねw。)
ようやくアシストフックに掛かった1匹。ビールには竜田揚げも合うよね~。
ベイトはカタクチではなく、シラス系小魚だった模様。
カタクチならウハウハだったのにな~。
土曜(本日)早朝、山形市内の自宅に戻る前に、鶴岡の磯でロッドを振る。
ベタベタ凪でシーバスはムリっぽだが、短時間でも振っておく。
先日に磯場で痛い目に会ったので、早目に対処しないと、トラウマから磯で振れなくなる恐れがあったのだ。
野球で言うところのイップス?!
死球などを原因に投手が急に(精神的に)投げれなくなっちゃうヤツね。
果たして僕は大丈夫なのか??
僕は、磯の際を、近くのテトラの際を、強気にギリ攻めれるのか??
1投目、ダメだ、ルアー破損が怖くて腕が振り切れない。
内角ギリ際どころか、投げた瞬間に明らかにボールと分かる逃げ腰の外角クソボール玉。
ダメだ、これじゃ打者はバットを振ってくれない。
ギリ内角を攻めてるつもりが、死球が怖くて潜在意識が頭と反対の腕の振りをさせてしまうのだ。
「ダメだ、無理しないでおこう。もう、ルアーロストはイヤだ…。」
そう頭に過った瞬間、「クララの意気地無し!」アルプスの少女ハイジの名台詞が、何処からか聞こえた気がした。
僕は立てるのか?!
「立てた!!」
テトラ際をギリ平行に攻めれたのだ。
120mmのミノーに20cmもないソイ君。ネットの上で撮影して、お帰りいただく。
あえて写メったのは、クララが立てた! & このルアーで初めて魚を釣ったから。
このルアー。アーネスト(メーカー)のアクエリアス120、辺見哲也氏のプロデュース。
約10年前、同氏を朝に晩に崇拝していた僕は、即、飛び付いたのだ。
でも、僕に合わないのか、本当に釣れなかった。
そうして、イマイチのレッテルとともに2軍ルアーボックスに。
今回、10年の歳月を経て、その「お宝ルアー」が陽の目を見たのは、「噛ませ犬」的な使われ方w。
辺見さん、スンマセン。
ソイ君をリリースした後、雨が降って来たので撤収。
さー、来週からは、毎朝、出勤前にロッド振るか~!?(多分、ムリw。)