気分爽快? 気分鳥海?!

火だるま親父

2016年09月04日 06:57

週末の土日は、山形の自宅に帰るのがデフォ。

でも昨日(土)は、鶴岡で14時まで所用の娘を山形に乗せて帰る必要があり、それまで庄内に居なきゃならない。

それまで何をして時間を潰すか??


釣り?? スロット??

前夜に シンキングタイム。

いや、スロットは面白い機種が無くなったから、食指が動かない。

釣り…、エギングに挑戦する?! いや、そろそろエギンガーが多くなるから、休日はパス…。

明日の予報は晴れ! ならば、この時期、この天気、庄内限定のモノにしよう!!

月山トレッキング?? いや、月山は独身の頃に何度か登ったし…。

なら、お初の鳥海山かな!?

調べると、コースによるけど、往復の標準タイムは9時間前後。

なので、時間を決めて登れる所まで登ろう!!と。



朝5時に単身アパートを出発。 寝ている娘を起こさない様に、そ~っと。

出掛け際に、そ~っと1枚だけ有った食パンをくわえて。

汗をかくから、炊飯器のご飯で塩ニギリでも!?と一瞬考えたけど、娘を起こしちゃ気の毒だし、塩飴とミネラルタブレット持ったからいいか…と。


大平山荘より数百m秋田側の駐車帯に6時30分到着。

鳥海山の大平登山口から6時38分出発。



逆算すると、9時半には下山を開始しなくちゃならない。


昨夜は「初見の山。無理せず、行けるとこまで登れれば良いや。」と思ってたのに、いざ登り始めると、「ガンガン飛ばして1mでも先に進めるだけ進もう!」と欲が出る。


ここ数ヵ月間、休日は標高差900m/日程度の里山トレランしてた ( 土日で1,800m ) から、体力を試したかったんだろう。






御浜小屋(御浜神社)まで1時間5分。標準タイムの半分以下のペース。

鳥海湖、思ったほど大きくないのね…。





それで、「山頂狙える??」と更に欲が…。

「まだまだ~!!」と更にギアを入れようとしたら、突然、左ふくらはぎが“つった“( ; ゜Д゜)

マイガー!! ちゃんと朝飯食っとくべきだった!! 塩舐めとくべきだった!! ペース配分して汗をかきすぎないようにしとくべきだった!!

登り始めて直ぐに、タブレットとアミノ酸飲料は摂ってたのだけど、吸収スピードや摂取量が、汗からの排出量に見合ってなかったんだろう。

慌てて休憩&マッサージ。

しかし、冷静になれば、元々、今回は様子見がてらに登れる範囲で登る=無理なら引き返す だったはず。


そこで、一気にペースダウン。

無理は禁物、山頂は “ 次回のお楽しみ “ にしよう!!


ペースダウンすると、それまで見えなかった事も見えてくるしね。心の余裕で。



あ!この稜線振り返りの景色最高! とか、素敵な山ガール発見! とかね。





御浜神社が遠いぜ!!




下山リミットの9時30分、大物忌神社の手前の行者岳に到着。




どうする? 摂った塩分が効いたのか、ふくらはぎは平常ベースだし、下りで飛ばせばあと20分くらい先に進める?大物忌神社まで狙う?!


いやいや、やっぱここは無理しちゃダメ。 

今は回復したとはいえ、ふくらはぎをつってしまった時点で、僕の負け。僕のミス。


心に余裕が無ければ事故のリスクはアップするってもんさ。


登り3時時間、下り2時ちょい。5時間3分のトレッキング。





スタート地点標高1,070m、最高到達標高2,170m

登った累計高度1,527m、平面距離13.7kmでごさった。


因みに、使っているスマホアプリは 「 ジオグラフィカ 」

電波の届かない山の中でも GPS で地図上に自分の位置、歩いた地点をトレースしてくれる優れもの。

このアプリによって遭難リスクは格段に下がるけど、 事故リスクを下げるには気象、体力・体調に応じて中止する勇気だよね。


翌日となる今朝(日)、つらせてしまった左ふくらはぎに若干の疲労感。

でも、筋肉痛は無しで自宅階段も普通に登り降り。

次回こそ、新山山頂を目指そう。



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