第18話 「Road to イカ天(いかすイカ天麩羅) 」

火だるま親父

2017年08月31日 17:26



今回は、思わせぶりな前ふりも、引っぱりも入れず、ズバリ結論を言おう。

(単に、冒頭にアオリ写真を載せたら、アクセス数が増えるかな?の打算。)


本日(8/31(木))、僕はイカ童○を捨てた。

大人の階段を上った僕は、もう“坊や”ではないのだ。






昨日(8/30(水))の昼のこと、まこちさん から、嬉しいラインが入った。


イカ童○貞の僕を気の毒がって、夕方から、筆おろしを手伝って(エギングレクチャー)くれるとの心遣いだった。


勿論、二つ返事で甘えさせていただく。が、心配があった。


「筆おろしになるかもしれない今日、僕は新しいパンツを履いてるだろうか?」


ともかく、まこちさんに この身を委ねるしか無かったのである。







先行の“まこちさん”がウネリと濁りの影響が少ない場所を探していてくれ、
僕が指定の場所で合流した時、
まさに彼のエギにはイカが まとわり ついていた。


「抱け!抱け!抱きたいんだろう!?」
まこちさんの口から卑猥な言葉が漏れる。


しかし、散々、思わせぶりな態度の挙句、
イカは“一線”は越えずに、去ってしまう。


全てのアオリが、雨上がり宮迫の夜の相手や、元SPEEDの上原某や今井某議員の様に、
簡単に一線を越えるビッチだったらどんなに楽だろうか。



「このウネリ、濁り・・・。厳しいっすね・・・。」と、まこちさん。


でも、実は僕、今朝、出勤前に海の状況を確認してたので、海況が厳しいのは覚悟済みで、自分が釣るのはハナから期待していない。

まこちさんのテクを目に焼き付けよう!テクをご教授いただこう!が目的。




暫し、まこちさんからレクチャーを受け、動作を真似て・・・。でも・・・、風がウネリが・・・。


そんな状況下、まこちさんは、「渋い、厳しい・・」と言いながらも、僕の目の前で、沖から足元まで寄せて~サイトで焦らして~抱かせて~で2杯、沖でブラインドで掛けて1杯と、計3杯。


流石である!!!


しかし、その間、エギ2個を根掛りロストという、「エギングの怖さ」も“まざまざ”と見せてくれた。


エギ2個ロストと言ったら、野口英世先生1人が拉致られたということである。


「ヤルかヤラレルか・・・、いずれにせよ消耗戦だな・・・。」



コードギアス第一話、銃口を向けられたルルーシュのセリフ。
「撃って良いのは、撃たれる覚悟のあるヤツだけだ!」




「(アオリを)釣って良いのは、根掛りする覚悟のあるヤツだけだ!」


僕がイカ童・貞だったのは、覚悟が足りなかったのかもしれない。


(まこちさん、大変勉強になりました! ありがとうございました!!)







それでは、本日(8/31(木))の朝に戻ろう。


予報では、前日より波は落ち(1.5m→1.0m)、風も前日より弱かった。

昨日より濁りも少ないハズだ。


まだ僕には厳しい海況だが、昨日のレクチャーを忘れないうちに復習しておく必要があった。


とりあえず近場。5時半。


フルキャストの1投目。 沖に着水し、シャクってからの最初のフォールで「抱いた!!!」


少し風はあったが、前日に“まこちさん”から聞いた
ティップランでブラインドのフォールアタリを取れたのである。


(写真【再掲】)


僕は、あっけなくチェリーを脱してしまった。 


コトを終えた男はベッドの上でタバコの煙を「フ~ッ」と吐き出して余韻に浸るのだろうが、僕は喫煙しないのでガリガリ君を齧りながら余韻に・・・、いや、ガリガリ君を買って無いか・・・。



10分後、後が続かないので少し移動したら、移動後の1投目、沖でブラインドにて1杯追加。




僕は、海の水平線の彼方に向かって、「僕は、もうイカ童・貞じゃないぞ~!!」と大声で叫びたくなっていた。




しかし、そんな浮かれ気分も、更に10分後には吹っ飛んでしまう。


後が続かないので、フォールを長くしていったところ、エギが根掛かりロスト・・・。




このままでは“英世殺し”の異名を得そうだったし、今夜のイカ天は確保できたので、




「チェッ・・・。今日のトコロは2杯で勘弁してやる!」(爆)



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