僕は修羅に入ることを決意した。　

いや、ばん やもえず、入らざるを得ない。もうヤケのヤンパチ。

「これより我ら修羅に入る。　仏と会えば仏を斬り、鬼と会えば鬼を斬る！ バカだな、戦ってやつは負け戦こそ面白いのよ。」　前田慶次の名言。

もっとも、パチンコの画面でのセリフだがｗ


僕をここまで追い詰めたモノは何だったのか？



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時は先の日曜（7/5）に遡る。

ＡＡＡなるグループのコンサートに娘達を仙台まで乗せて行き、帰りまでの待ち時間でスロットを打ったら、ケツの毛まで抜かれたのだ。　

もう、僕は逆さに振っても鼻血も出ないし、お尻の周りにムダ毛も無い。


でも、仙台からの帰り、娘達とファミレスで食事の間は満たされていた。

これを娘達とのデートと言わずして何と言おうか！？　　先刻までのボロ負けを忘れさせてくれる幸せの時。

ところが、月曜になり自宅から単身先に向かった瞬間、英世や諭吉を次々と失った あの忌まわしい偉人達への惨劇を思い出し、虚無感に襲われる。

僕は　この虚無感をどうやって埋めれば良いのか？

僕は初心を思い出す。「そうだ！ 釣りに没頭し、パチの暇を無くす！ 」

昔、僕が釣りを本格的に始め理由は、“ どうしても止められないパチ屋通いを止めるため ”だった。

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7/6（月）の退社後、中村主悦の如く「 仕事の後は仕事だぜ！ 」と呟き、自分の戦いの場に向かう。　（釣行26回目）

因みに、パチンコ「必殺仕事人」もスロット「必殺仕事人」も僕にはクソ苦い思い出しかない。


某河川の下流域。18:30スタートフィッシング。

先週より水量が増えていて雰囲気的に粘れる感じ～。

開始10分でバイト、1発でヒット＆ラン。

バントもヒット＆ランも1発で決まると気分が良いものであるが、先日のスズキの重量感に比べると手応えが明らかに“ フッコ ” 。

“フッコ”が心に余裕を与える。ガラ携で写メれる明るさの時間だったのでパチリ。　50シーバス。




その後、キャスト時に「 バキッ！ 」っと　モアザンの第１節がすっ飛ぶ。

緩んで抜けかけた時にキャスト負荷が掛ったのか、ジョイント部に亀裂。


（後日、撮影）

確か、平成18～19年頃に購入したので8～9才くらいかな？　

ルアーのウェイト超過をしたことは無いが、僕の不注意もあるし、疲労骨折・・・仕方ないか。

通り名“ グッサリ大魔王 ”のモアザン・キングデーモンフッカーⅡ。　良いロッドでした。

（入院させると自由診療で高額ゆえ、自然治癒を目指そう。　取り敢えず、「 唾付けてカットバン貼って寝とけ！ 」ってね～。）


別ロッドに替え19:30まで。　その後はアタリも無く、場所移動。



2箇所目の同川の河口部で21時までキャストするもノーバイト。

「 まだまだ～！ 」　パチ＆スロの煩悩を断ち切るにはゼンゼン足リナイ。




3箇所目の別河川のホドホド規模河川の下流域に移動。21:20～

ラッキーにも他に1人しかいなくて静まり返っているので、プレッシャーを与えないようにワーム。

ポイントを移動しながら撃つこと40分、少し離れた場所でボイル音が！

そっと移動し、クロスでボイルの遥か先にワームを“ シュポッ ”と入れ、トレースした1投目でバイト＆ヒット

Ｂｕｔ、コンタクト2秒でエラ洗いのバラシｗ。

飛び上がった魚体は60フッコといったところかな？！　

それにしても、マンモス・クヤピ～！
（ ダメ！　絶対！ 薬物キャンペーン展開中 ）


そのポイントは散ってしまったのか、少し休ませてもダメに。


と、離れた場所からボイル音が！

静かに少しづつ近づき、アップクロスのフルキャストで・・・！！

トレースした数投目でバイト＆ヒット＆　またもやエラ洗いでバラシ。

飛び上がった魚体は、またも60フッコ。　同一個体かｗ？！

それにしても、ウルトラ・マンモス・クヤピ～！

フックが上向き１本のジグヘッドだけに、上顎天井の硬い箇所にフックが浅く掛ったのかな・・・・と。


あまりの悔しさに23:30まで延長戦。でも結果は惨敗ｗ。



アパート帰還は24時。

この時間から夕飯を食べたら、確実に脂肪増加なので、夕飯抜きでサッとシャワーだけ済ませ就寝。24:20

翌朝のアラームは4:00にセット。　睡眠時間は3時間半。

「 まだまだ～！ 　スロットで失った英世と諭吉の仇を取るまでは、許さ～ん～！ 」
（ 誰を許さないのか。それ、多分、自分をね・・・。）