ファイナルアンサー? 娘 or ワラサ

火だるま親父

2015年05月03日 06:30

5/1(金) 出勤すると、同僚H氏が「今朝、○○○で62cmワラサを1キャッチ、根擦れでブレイク1」のホク顔。


う~ん、一昨日(4/29)まで流行りのインフルBで職場を休んでいた男が、僕が昨日(4/30)海サクラを見せびらかした途端にコレダヨ。


昨日、久々に職場復帰した病み上がりのヤツに、「酒田・飽海方面は渋いよ~!」と言っておいたら、南下して攻めてみたらしい。


「アミに湧いているため、走り回るワラサが上から見えるがルアーに反応せず渋い」旨なのだ。


おいおい、「インフル罹患者は熱が下がって3日間は職場出勤(学校登校)禁止 & 回復後も3週間は釣行禁止 」は常識じゃないのか!?


そもそも、明日からのGW期間中(5/2~5/6)は山形の自宅に戻り & 末娘の大会遠征送迎で釣りのできない僕に、そんな香ばしい情報を敢えて流すとは、何たる鬼畜だ!!



その情報で場所とパターンが分かったので、つい、何かにかこつけて自宅に戻るのを1日遅らせるかな?と一瞬頭をよぎる。

いかん、いかん、危うく、娘よりワラサを選ぶところだったw。

でも実際、サクラマスより、刺身で食べられるワラサの方が、食材としては魅力的だと思っていたのだ。




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10数年前、僕は家族で5年間庄内に赴任し、うち3年間を赤川でのサクラ追いに費やした。

後に“サクラ大戦”と呼ばれた“その戦い”は凄惨を極め、毎回、大量の犠牲者(ルアーロスト)を出したのだ。

戦(いくさ)に出ては戻らぬ兵士達。最も被害が大きかったのは、ザウルス地域のレックス・ミディアムディープ一族だった。

優秀と噂の彼らを大量投入し、無能な指揮官(僕)が無駄死にさせたのだ。

弱小貧乏国の我が軍は、みるみる疲弊。しかし、もう後には引けなかった。

ここまでの被害を出した以上、1本上げるまでは、意地でも後戻り出来ない!

そうして、幾多の屍を乗り越え、ようやく3年目にして出会い頭でサクラが上がり、その戦いに終止符が打たれたのであった。

時の領主(僕)は心に誓った。「もう、無謀な戦は仕掛けまい。」と。そして、ここに川サクラとの“不戦の約定”が結ばれた。

(13年前の写真。不戦決意の契機(平和の象徴)となった川サクラ)


当時、同僚に、「サクラマスの調理法は?美味いんですか?」と聞いて、教えてもらったのが庄内伝統の“サクラマスの素焼き”。

でも、正直、素焼きは「川魚の匂いがするシャケ・・・」だった。

それは、キャッチしたのが赤川4段でフレッシュランで無かったためか、脂が抜けていたからなのか、調理法が下手だったためかは、当時のことで知る由もない。

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さて、ワラサに心乱されながらも、娘を選んで山形に戻った5/1の夜、PCでサクラマスの食べ方を検索~。

(単身先にPCを持って来ていないし、ガラケーだしw。)


すると、「ルイベ 」の文字を発見。

「熟女好きで自分をイケメンだと思い込んでいる吉本芸人ね!?」 「いや、それアヤベだから。」

「なら、丸刈りの吉本芸人ね!?」 「いや、それサワベだから。」

「なら、アンジャs」 「くどい!!」



とにかく、冷凍&解凍すれば、寄生虫の多いサケ・マス類も加熱せずに食えるらしい!!


よっしゃ!脂乗っり乗りの~ 海マスのルイベ~を“くうべ~!!!”


(5/2の夕食時にルイベを頂いたら、脂がのりのり~でウマウマでござった。)


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