ろくでなしブルース
先週の始め、ある情報が僕を震撼させた。
名字が漢字3文字の内陸在住の知人が某所でランカー含む4本のシーバスをパタパタと上げたというもの。
しかし、ランカーシーバス自体が僕に衝撃を与えた訳ではない。
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2週間前、名字漢字3文字氏はサクラ狙いで鮭川に1日いたはずだった。
いや、それだけでなく毎週の様に山形から庄内に釣行に来ている様子。
以前、僕がマグロ遊魚船のHPでマグロを抱える3文字名字氏の写真を見つけ、「独身貴族は良いな~!!」 とプチ妬みったのに対し、「一番高いのがリールで10万位なので、20万でタックル一式揃いますよ。10回超の船代掛けてやっと1本ですよ~。」と爽やかに返したイケメンなのだ。
1馬力で子供3人&住宅ローンを抱えた少額小遣いのオヤジ(僕)に、こんな言葉をさら~っと言える若者って素晴らしいと思った4~5年前の夏。
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「!?待ってくれ! 漢字3文字氏は新婚じゃなかったっけ?」
「YES! まだ赤ちゃんは10カ月くらいのはず。」
「!!!!!」
3文字氏の職場は平日は仕事が遅いと予想されるのだ。
独身時代はいざ知らず、新婚なのに平日は遅くまで仕事で、休日は10カ月の赤ちゃんを奥様に押しつけて毎週一人で釣行とは「ヒトデナシ」 の極み。
これが欧米なら、児童虐待やネグレストとして、あるいは、奥様への準DVとして逮捕されて然るべきなのである。
同僚H氏に この自論を展開すると、H氏は 「土日のううち1日は釣りに行くが、1日は家族サービスしているらしい」 と3文字氏の擁護派なのだ。
え~?! H氏も3文字氏も どんだけ寛容な奥様を持っているんだ?
そうして考えると、僕って本当に最高に家族思いの良いオヤジだな~~。
(自分で言うと“カタハラ イタイ”の極みなのであったw。)
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