お使いの途中で“水溜り”をジャンプしてはイケナイ話し

火だるま親父

2017年01月25日 20:51

冬の寒さもあり、最近、無気力な状態だった僕。

ASKなら“ご禁制のお薬”でテンションUPなのだろうが、クスリは「ダメ!絶対!」(爆)


でも僕には、“テンションUP”の秘訣がある。それは、NEWアイテムを入手すること。


「何にしようかな~?!これとこれを比較検討して~」と、しばらくワクワクになれる。


時には、ご禁制のオクスリ並にお金が掛り(?)、同等の中毒性を見せることもある、使用上の注意が必要なカンフル剤ね。




今回は、「アジングロッド欲しいな~!ネットで調べよう!」からスタート。


ヤマガ、シマノ、ダイワのスペック調べて、アジンガーのブログを読んでetc。


「予算は3万円位まで。チューブラーで7ft前後。ヤマガかな?!」と。

(単身赴任の生活費を自炊でコツコツ浮かせてね。)


その検索過程で、ヤマガが、今は無きダイコーと関係があったとの記事。


そこから”ダイコー”からの連想ゲームの始まり。

「去年、穂先を折ったダイコーレガーロの修理は幾らかな?」と、検索の方向性が脱線。


去年、穂先骨折に、穂摘めのDIYで15cm短くしたら(当然)全然別モノになって愕然(-_-;)


で代替にと、シマノARC(廉価なTypeX)を購入したら、重さと感度にガッカリしてたのだ。

(ARCでも上位のVRだったら高弾性なカーボンを使っているのかもしれないが)


定価は同じ5万なのに、レガーロと違って、ARC-Xは印籠継ぎじゃないのにも驚き。



ダイコーは釣具撤退したけど、まだアフターサービスはしてる。

HPで確認すると、レガーロの#1は2万4千円。

「税込で2万6千円か~。予算の範囲内だな!」




どうやら、予算3万円でアジングロッドを購入する筈が、いつの間にか、レガーロ(シーバスロッド)の修理に変わっていた。


定価5万、実売3万5千円で8年前に購入したレガーロの修理に2万6千円掛けるのも何だが、ダイコー無き今、復活の儀式で偉人(諭吉先生)を2~3人生贄にするのは、やむ無し。そう思えた。

(レガーロ骨折時のブログで、海熊さん、anboxさんに修理を薦められたのに、修理せずARC購入したのをイマサラ後悔。)


ダッヂロールの挙げ句、ここで明確に、「予算3万円でレガーロを修理!」に目標を変更。



明確にゴール(目標)が決まったのに、「ダイコー、ロッド」で検索を続ける僕。


すると、「レガーロも良竿だが、キャステイシアは感度が別モノ」との記事が目に入る。


「そりゃそうでしょ!定価5万と8万の違い。
同価格帯でも他メーカーより高品質なカーボンを使っているダイコーの定価8万円のフラッグシップだもん!」


「当時、レガーロ買った直後に、タイドマークシリーズがデビューしたんだっけ。まあ、どうせ高くて買えなかったけど・・・。」


「でも、ダイコーが釣具撤退を発表した時、キャステイシアを買っておけば良かったな・・・。」

失って初めて分るモノはある。



で、ここで目標が、「もう新品で買えず、年々、良程度の個体が減る一方のキャステイシアの良品中古を確保する! 予算は3万円強まで。」に、またもや変更。



後継機種のエヴォルティア(EVAグリップ)ではなく、キャステイシア(コルク)に拘る。


昔、ウエダとダイコーのコルクグリップはコルク材から吟味されていると聞いていたから。

(思えばufmウエダも今は無い。寂しいな~)



TベリーHPでの中古検索、ヤフオクでの検索を続ける日々。

結局、2週間ほど機会をうかがって、キャステイシアの107/09を落札。


諭吉3人を代償に、まずまずのコンディション!!

(僕の ”最初のダイコー” プレミア・ブロス と ”最後のダイコー” タイドマーク・キャステイシア。 )






冒険を終えた男は、満足げに煙草の煙を「フ~っ」と吐き出し(※)、旅を振り返り余韻に浸る。

(※:僕は非喫煙者なので、加湿器の水蒸気を「ス~ッ」と吸い込みの間違い)


「北極横断(新品アジングロッド)の筈が、南極(中古シーバスロッド)に着いちまったぜ。でも、結果オーライさ。」


皆も、お使いの途中で、前方に水溜りを発見しても、ジャンプしてはダメだぜ! 

「豆腐2丁、豆腐2丁・・・。」
「あ、水溜り!よっこいしょ!」
「よっこいしょ、よっこいしょ・・・。あれ?何を買うんだっけ?中古シーバスロッドだっけか??」 


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