渋~い昭和のお店で“お魚ランチ”

火だるま親父

2018年12月24日 07:16

酒田の釣友と「12月はハタハタ・シーバス狙う」と誓ったのだが、釣友は結果「ボ」ながら退社後に鋭意ロッドを振ったのに対し、僕はと言えば竿を手にすることもなく、誓いは“寝言”に終わった。


少し弁明をすると、子供が家を出て自由時間が増えるかと思ったけど、その分、年寄りの世話がタイミング悪く休日に重なって。


僕の実母は16年前に60才で、家内の実父母は20年以上前に50才ちょいで鬼籍に入ってるので、年寄りとは家内の90代半ばの祖父母。


同居して専業主婦の家内が自宅で介助してるのだけど、ここ1~2年は体力低下が著しくて、予報で波高、風向きetcがベストの週末に具合が悪くなったりしてね。


まあ仕方ない。嫌でも高齢化社会を実感させられる50代。




もう今年は釣りを諦めた。来年ガンバルw。

(コンドガンバル、アスカラガンバル、ライネンカラガンバル、便利なコトバw。)
 

でも、気分は「トラタヌ(捕らぬ狸の皮算用)」だった僕には、スズキの刺身を諦める術がないのだ。


自らの力が及ばぬ時、ある人はその屈辱を糧に精進を誓い、またある人は平然と金で解決を図る。


「そうだ!自分で釣れないなら、買って食おう!」 僕にはプライドの欠片もない。



そんな折、僕が手に入れた“山形ランチ・パスポート(通称:ランパス)”。


ランパスとは、ランジェリーのお嬢が接客する大人のオ・ミ・セではなく(それはランパブ)、本を買うと提携店でお得にランチが楽しめるもの。




以前から気になっていた山形市の「金彦魚屋」が載ってるじゃん!!


同店は見るからに昭和のカホリがする魚屋さん。


こういう店、惹かれるわ~~!! グイグイ引き込まれるわ~~!!

【店構え写すの忘れ。ネットで拾った写真】







500円からランチがあるのだが、ランパスは800円のランチを540円でいただける。


先週の土曜(12/15)、1階の魚屋さんで注文し、2階の部屋に。

う~ん、昭和が落ち着くぜW。 4種の800円ランチのうち、煮魚をセレクト。


並ぶ長テーブル、相席上等!部屋に大鍋ド~ン。アラ汁食べ放題。




事前のネット口コミでは、注文を受けてから調理するので時間が掛かるらしい。

でも、骨に注意してアラ汁を食べて、ブラウン管wのTV観てれば、配膳はアッちゅー間。


はい、煮魚(鰈)と刺身と小鉢と味噌汁と、二杯目のアラ汁(右下)~ 540円也。

刺身は、マグロ、スズキ、タコ。各3切。

基本的に冷凍ものは使わないポリシーらしいが、「流石にマグロは冷凍・解凍でしょ?!」とマグロ刺身を口にしたけど水っぽさが皆無で「本当みたい!」。




写ってないけど、単品カキフライ(5個、レモン、千切りキャベツ)税込400円也も頼んで、940円也。


魚屋のお魚ランチはウマウマで満腹&満足~~!!





調子に乗って2週続けて12/23(日)、800円ランチをランパスで540円でいただきに。


ちな、4種類の800円ランチは、①ネギトロ丼+魚フライ、②煮魚+刺身、③焼き魚+刺身(あと1種足りないw)といった感じかな?! 各小鉢、味噌汁付きね。


前回は煮魚セットだったけど、今回は焼き魚セットね。焼き魚は、鰈 or メカジキ。


前回、煮魚セットで鰈を食べたので、メカジキをセレクトし、またもや単品カキフライ(5個、レモン、千切りキャベツ)税込400円也も頼んで、合計税込み940円也。




配膳後、同じ800円焼き魚セットでも、お隣さんのお頭付き1匹まんま鰈を見たら、自分のメカジキ照り焼きは小さくて「選択ミスした?!」と一瞬凹みかけたけど、食べたら脂ノリノリの激ウマ!!!

銀タラ並みに脂の乗ったメカジキの部位はトロ(腹身)かな?!




具沢山のアラ汁もお代わりし、お魚いっぱい、腹一杯!!


でも、何だかんだ言って、この店の一番の魅力は「昭和の香り漂う渋さ」だな(爆)。

(注:この手の“隠し味”が口に合うかどうかは、個人差があります(爆)。)


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