なんちゃって自作ルアーへの道(その2)
~~なんちゃって自作ミノー改め、なんちゃってシンペン・・の巻~~
自作ジグを試作し、ソッコーで挫折した年の冬、僕は懲りずにミノーの自作を始めた。
だって、冬は釣りが出来ないんだもんね~。
3mm厚のバルサ材を両面テープで4枚張り合わせミノーに型取り、一旦バラして内側のバルサ2枚に穴をあけシンカーを埋め、ワイヤーを貫通させ再び張り合わせる。
深夜のウレタンコートへのドブ漬け、ペーパー掛け。
アパート近隣住民から有機溶媒の臭いで苦情が出ないようにしないとね。
塗装用に圧縮エアー缶を使った簡易エアブラシ・キットも買った。
簡易エアブラシやコート剤etcで、総投資は約8千円。
一冬で自作ミノー(90~110mm)を約10個制作したので、ざっくり1個当り800円程度だったことになる。
50個も作れば、1個当り200円以下かな?とは思ったけど、自作ミノーが使い物にならなかった場合、“ゴミの量産”になるので、まずは10個程度にしておいたのだ。
自作ジグは“ジャマイカ”とネーミングしていたが、今回のネーミングは・・・・。
考え抜いた結果、自作ミノーは“Murofusi(ムロフシ)”シリーズと決定した。
由来は、“投げやり”に作ったから。ナゲヤリからヤリナゲ??
え?「室伏選手は、やり投げじゃなくてハンマー投げ。競技を間違ってる。」ですと?
いやいや、そのツッ込みが入るのも計算済みのネーミングw。
冬に自作したミノーだが、当時、僕はサクラマスの年券を買い、毎日、出勤前&退社後に赤川で修業していたため、春になってもスイムテストが出来ずにいた。
え?「赤川で自作ミノーをキャスト出来たんじゃないか?」ですと?!
いやいや、赤川でのサクラマスは厳しく敬虔な修業。
“なんちゃって”のキャストなど、飛んでもハップン。バチが当たるよ~。
GWを過ぎ、僕は、ようやく自作ミノーのスイムテストを最上川河口部で行ったのである。
「・・・・。」
流石はバルサ・ルアー。泳ぐ!ワザとらしい程のウォブリング。
クネクネと素晴らしい腰振りモンロー・ウォークのウォブリング。ワザとらし過ぎるw。
しかしだ・・、致命的に飛ばない・・・。
軽量で固定ウェイトだから仕方が無いといえば仕方が無いのだが、日頃、重心移動システムのぶっ飛びルアーをブンブンさせているので、オハナシニナラナイ・・・。
「・・・・、そうだ!ルアーを割ってウェイトを追加!!」
ドーピングが行われたMurofusi。
翌週、再び最上川河口でスイムテストを行ったが、ウェイトが増えたMurofusiは泳ぎが悪くなり、しかも飛距離は相変わらず残念・・だった。
「・・・・、ウェイトが中途半端か・・・。そうだ!ウェイトを パなく 追加!!空気抵抗の元のリップ撤去!!」
もはや、ドーピングを超えた人体改造。既に別人に変わり果てミノーとは呼べないMurofusi。
更に翌週、またもスイムテストで最上川河口左岸を訪れたところ、突然、最上川からの川水と海水の境目にナブラが立ったのである。
完全にスイムテストのつもりでフックすら付いていない。慌ててフロントにアシストフックを付けキャスト。
人間、真面目に生きていると神様がご褒美をくれるのであろう。数投目で“ググン”。
「・・・、こんな 投げやりでゴミみたいなルアーで・・・、釣れるんだ・・・。」

十年以上も昔。僕が学んだのは、「イワシベイトのナブラには、限りなくゴミに近い物体にもシーバスは出る!」 & 「お利口さんにしていると、神様がナブラに出会わせてくれる!」だった。
あれから十年超。僕はアラフィフになった。
リーマンを辞して起業するか、否か。55歳までにその判断をしなくては。
できれば、新興ルアー・ビルダーの社長になり、ゴミみたいなルアーをバンバン売って、ウハウハの左うちわで夜の街で「シャチョウサン!!シャチョウサン!!」とチヤホヤされたい。。。
だから今年の早春、エポキシ樹脂でジグミノーの試作を始めた。
凹型を取って、硬化剤を添加した樹脂を流し込むスタイル。
現在は忙しくて休止中だが、釣りOFFシーズンの真冬には試作を再会するのだ。

まずは、Road to ウハウハ の第一歩なのだ~~。
自作ジグを試作し、ソッコーで挫折した年の冬、僕は懲りずにミノーの自作を始めた。
だって、冬は釣りが出来ないんだもんね~。
3mm厚のバルサ材を両面テープで4枚張り合わせミノーに型取り、一旦バラして内側のバルサ2枚に穴をあけシンカーを埋め、ワイヤーを貫通させ再び張り合わせる。
深夜のウレタンコートへのドブ漬け、ペーパー掛け。
アパート近隣住民から有機溶媒の臭いで苦情が出ないようにしないとね。
塗装用に圧縮エアー缶を使った簡易エアブラシ・キットも買った。
簡易エアブラシやコート剤etcで、総投資は約8千円。
一冬で自作ミノー(90~110mm)を約10個制作したので、ざっくり1個当り800円程度だったことになる。
50個も作れば、1個当り200円以下かな?とは思ったけど、自作ミノーが使い物にならなかった場合、“ゴミの量産”になるので、まずは10個程度にしておいたのだ。
自作ジグは“ジャマイカ”とネーミングしていたが、今回のネーミングは・・・・。
考え抜いた結果、自作ミノーは“Murofusi(ムロフシ)”シリーズと決定した。
由来は、“投げやり”に作ったから。ナゲヤリからヤリナゲ??
え?「室伏選手は、やり投げじゃなくてハンマー投げ。競技を間違ってる。」ですと?
いやいや、そのツッ込みが入るのも計算済みのネーミングw。
冬に自作したミノーだが、当時、僕はサクラマスの年券を買い、毎日、出勤前&退社後に赤川で修業していたため、春になってもスイムテストが出来ずにいた。
え?「赤川で自作ミノーをキャスト出来たんじゃないか?」ですと?!
いやいや、赤川でのサクラマスは厳しく敬虔な修業。
“なんちゃって”のキャストなど、飛んでもハップン。バチが当たるよ~。
GWを過ぎ、僕は、ようやく自作ミノーのスイムテストを最上川河口部で行ったのである。
「・・・・。」
流石はバルサ・ルアー。泳ぐ!ワザとらしい程のウォブリング。
クネクネと素晴らしい腰振りモンロー・ウォークのウォブリング。ワザとらし過ぎるw。
しかしだ・・、致命的に飛ばない・・・。
軽量で固定ウェイトだから仕方が無いといえば仕方が無いのだが、日頃、重心移動システムのぶっ飛びルアーをブンブンさせているので、オハナシニナラナイ・・・。
「・・・・、そうだ!ルアーを割ってウェイトを追加!!」
ドーピングが行われたMurofusi。
翌週、再び最上川河口でスイムテストを行ったが、ウェイトが増えたMurofusiは泳ぎが悪くなり、しかも飛距離は相変わらず残念・・だった。
「・・・・、ウェイトが中途半端か・・・。そうだ!ウェイトを パなく 追加!!空気抵抗の元のリップ撤去!!」
もはや、ドーピングを超えた人体改造。既に別人に変わり果てミノーとは呼べないMurofusi。
更に翌週、またもスイムテストで最上川河口左岸を訪れたところ、突然、最上川からの川水と海水の境目にナブラが立ったのである。
完全にスイムテストのつもりでフックすら付いていない。慌ててフロントにアシストフックを付けキャスト。
人間、真面目に生きていると神様がご褒美をくれるのであろう。数投目で“ググン”。
「・・・、こんな 投げやりでゴミみたいなルアーで・・・、釣れるんだ・・・。」

十年以上も昔。僕が学んだのは、「イワシベイトのナブラには、限りなくゴミに近い物体にもシーバスは出る!」 & 「お利口さんにしていると、神様がナブラに出会わせてくれる!」だった。
あれから十年超。僕はアラフィフになった。
リーマンを辞して起業するか、否か。55歳までにその判断をしなくては。
できれば、新興ルアー・ビルダーの社長になり、ゴミみたいなルアーをバンバン売って、ウハウハの左うちわで夜の街で「シャチョウサン!!シャチョウサン!!」とチヤホヤされたい。。。
だから今年の早春、エポキシ樹脂でジグミノーの試作を始めた。
凹型を取って、硬化剤を添加した樹脂を流し込むスタイル。
現在は忙しくて休止中だが、釣りOFFシーズンの真冬には試作を再会するのだ。

まずは、Road to ウハウハ の第一歩なのだ~~。
プロモデラー猿(最終話 車の凹みDIY補修 総集編)
プロモデラー猿(第2話 パテ盛500gAセットで!)
プロモデラー猿(週刊中年サタデーに連載)
My 車中泊 Style
第6話 「アラフィフがワラサー」
How Big! ○○○。
プロモデラー猿(第2話 パテ盛500gAセットで!)
プロモデラー猿(週刊中年サタデーに連載)
My 車中泊 Style
第6話 「アラフィフがワラサー」
How Big! ○○○。
この記事へのコメント
こんばんわ!
すげ~
自作ルアーでヒラメ&シーバスですか~
完成度が高いんですね~!(^^)!
量産したら少し分けて下さい~(笑)
すげ~
自作ルアーでヒラメ&シーバスですか~
完成度が高いんですね~!(^^)!
量産したら少し分けて下さい~(笑)
tanukitiさん
>完成度が高いんですね!
いいえ、チンパンジーのアイちゃんの方がクオリティーが高いルアーを作くれるはずですw。
ゴミみたいなルアーがいつ完成するのか未定ですw。
>完成度が高いんですね!
いいえ、チンパンジーのアイちゃんの方がクオリティーが高いルアーを作くれるはずですw。
ゴミみたいなルアーがいつ完成するのか未定ですw。
どうもです(^O^)
エポキシでジグミノーですか!?
へぇ~~始めて知りました(T_T) 勉強不足ですんません!
自分も、バルサ材で自作を試みて早2年 ・ ・ ・ 。
完成することなく押し入れに閉まってしまい、今年の冬こそ続きをやろう!
なぁ~んて思っているのですがなかなか重い腰が上がりません(つд⊂)
エポキシでジグミノーですか!?
へぇ~~始めて知りました(T_T) 勉強不足ですんません!
自分も、バルサ材で自作を試みて早2年 ・ ・ ・ 。
完成することなく押し入れに閉まってしまい、今年の冬こそ続きをやろう!
なぁ~んて思っているのですがなかなか重い腰が上がりません(つд⊂)
久々にブログを見て笑いました。
なんかセンスフルです。
ウォブり過ぎ室伏から、
動かな過ぎ室伏への進化。。
最高です。
なんかセンスフルです。
ウォブり過ぎ室伏から、
動かな過ぎ室伏への進化。。
最高です。
emapapaさん
やはりルアーマンの多くは、シーズンオフの冬に自作ルアーを始め、釣りシーズンinの春とともに押し入れに、がデフォの様です。
私が再開しようと思ったのは、単に、煩悩のなせる技ですw。
やはりルアーマンの多くは、シーズンオフの冬に自作ルアーを始め、釣りシーズンinの春とともに押し入れに、がデフォの様です。
私が再開しようと思ったのは、単に、煩悩のなせる技ですw。
たーきーさん
もうアラフィフィなのに、思考回路がお茶目なままなので。
真面目な釣行記は成果が伴わず書けないのでw。
もうアラフィフィなのに、思考回路がお茶目なままなので。
真面目な釣行記は成果が伴わず書けないのでw。